未来を拓く:おもしろい授業?おもしろい研究

医学はまだ完成していない ― だから面白い

皆さんは、「大学病院のお医者さん」と聞いて、どのような仕事をイメージしますか?
外来で薬を処方したり、入院患者さんの治療を行ったり、実験室で研究をしたり……。実はそれだけではありません。患者さんの治療の合間や、仕事が一区切りした後に、患者さんのデータをもとに、まだ解明されていない病気や新しい治療法を研究しているお医者さんもいるのです。

医学にはまだわからないことがたくさんあります。例えば、数年前に腾博会国际娱乐,腾博会游戏大厅感染症が流行したとき、どのように予防し、治療すればよいのか、当初は誰も十分にわかっていませんでした。このような未知の病気に対しては、実験室での研究も重要ですが、実際の患者さんのデータを用いた「臨床研究」が非常に大きな役割を果たします。

私はこれまで、医師として患者さんの診療にあたりながら臨床研究にも取り組み、800本以上の論文を発表してきました。最近では、心臓が弱っている患者さんの状態を簡便に評価できる新しい機器の有用性を、実際の臨床の場で検証しています。医師としての診療だけでは、目の前の患者さんを救うことが中心になります。しかし臨床研究を通じて得られた知見は、世界中の患者さんの治療に役立つ可能性があります。
なんだかワクワクしてきませんか?もし興味があれば、ぜひ私たちと一緒に知的な冒険に踏み出してみましょう。研究室の扉は、いつでも皆さんのために開かれています。



今村 輝彦 先生